過払い金請求ができない金融業者

過払い金請求が流行りつつあるなか、過払い金請求について間違った認識を持っている方も増えました。
そのひとつが、どの金融機関においても過払い金の返還請求ができるといった認識です。
間違った知識を持って行動してしまいますと、全てが無駄に終わってしまいますので、正しい知識を身につけてから行動しましょう。

 

それでは、過払い金請求ができない金融業者とはどのような業者なのでしょうか?
もともと20%未満で貸し出していた業者については、過払いは発生しません。低金利である銀行や郵便局のローンでは過払いになりえないのです。
あくまで、利息制限法の上限金利である20%を超えたいわゆるグレー金利に対して過払いは発生しますので、もともと20%未満で貸し出していた銀行や郵便局からは、過払い金請求をすることはできません。
そして、借入先がヤミ金融だった場合は、ほとんどのケースで過払い金は請求できません。
相手の所在が不明であることが多く、その理由から物理的に請求することは不可能です。

 

また、倒産した貸金業者から過払い金を請求することも困難です。過払い金が返還される場合でも、本来取り戻せる過払い金の1割も満たないことがあります。
例えば、2010年10月に会社更生法の適用申請をした武富士では、債権届出期限である2011年2月までに届け出をしていない方は、過払い金の請求をすることが不可能になりました。
また、債権届を提出した方でも、過払い金の返還率はたったの3.3%だったのです。